おりえのあとりえ

宗谷織衛のあれやこれや

第五回ゆらぎPF卓「ファラズマは月を通して人を見る」


 古代の遺跡を探索し、死の剣ルナブランドを回収した一行。
 次なる目的地は北東、聖騎士たちの国ラストウォール
 その道中、君たちは影の国ニダルの首都パンゴライスへと足を踏み入れた。

 古く『暗黒の時代』より苦痛と拷問の神ゾン=クーソンを崇める大陸最古の国家であるニダルは、ゾン=クーソンと契約しその統治権を認められた貴族たちによって支配されており、貴族たちはその権利を失わぬよう、永遠の暗闘と民衆への苦痛にまみれた支配を続けている……。

 

 シェリアックスとの対等な同盟国であるここにはかの国の大使館が存在し、そこにはかつてナルティルス家の晩餐会で出会った貴族、オスタリアン・ワードロクサン男爵が在籍している。オーレリアは彼を頼って君たちの旅の道程を都合しようとしたのだが、返答代わりに届いたのはオーレリア宛の招待状と、一行宛の一つの依頼だった。
 その名を『ホラ吹きたちのギルド』――ゴラリオン中の物語作家、ペテン師、演者、その他口八丁の達人が集まり、物語や噂やホラや言葉遊びを披露する数奇者たちの会合。劇作家でもあるオスタリアンの手引きによって、オーレリアはその新たな一員として認められたのだった。

 五年に一度の会合を控えたオスタリアンは、君たちに護衛を依頼する。かつて横暴な公爵令嬢アスモディアのもとで奴隷として扱われていた――君たちの機転によって彼のもとへと帰った――彼の愛娘エマリアンドラ。幼い頃から離別していた彼女は貴族令嬢としての社交界への復帰を目前に控えていた。
 オラクルでもある彼女は、不吉な前兆を感じ取り、君たちを頼ったのだという。
 すなわち、『女、不浄、渇望、編まれた髪、過去の因縁、魂を握る邪悪の影』。

 それがただの迷信ではないことは明白であり、彼女かその周辺に危機が迫っていることは間違いない。
 君たちは、オスタリアンとオーレリアが嘘の館へ向かう間、エマリアンドラの護衛として舞踏会に立つことになる。


●レギュレーション
 日程:6/30 7/6(予備日)
 ツール:Discord どどんとふ
 レギュレーション:コアルルブ及びprdj wikiにて翻訳済みの追加クラス・種族・アイテムすべて使用可。PUは統合技能はなし、技能解放は有り。
 その他PUオプションは基本的にオフ、必要な場合にのみ適用。

 キャラクター・レベル5になったことで特技の習得が可能になっています。

 

・下記キャラクターに物語特技を配布します。
 シフェレレ
 提示された選択肢の中から一つを選ぶこと。

 ――《死の理由》 …サーレンレイ

物語特技 § Ultimate Campaign ▶ キャラクターの背景 ― パスファインダーRPG参照ルール集

 ――《忘れられた過去》

物語特技 § Ultimate Campaign ▶ キャラクターの背景 ― パスファインダーRPG参照ルール集

 

 イェール
 ――《クァールナー式死霊騎士剣術:初伝》
 前提:君は古アズラントの剣術指南を受けたことがなければならない。壁画や文書でも、直接的な指導でも構わない。
 利益:君はロングソードやそれに類する両刃かつ直剣の単純武器及び軍用武器の習熟を得る。また、該当する武器を用いた攻撃ロール及びダメージロール、クリティカル・ヒットを確定させるためのクリティカル・ロールに+1のボーナスを得る。
 目的:メンターから訓練を受ける。または、適切な数の敵を倒し、それによりこの失われた剣技の真の姿を探求する。
 目的達成による利益:この特技を失い、《クァールナー式死霊騎士剣術:中伝》の特技を得る。

 

 備考:セッション中に特徴として配布したものは削除し、この特技と互換してください。